藝文對談ともえ:第二十五回:作家の後ろ姿 を公開
* 2016/8/30tu:自ら執筆した小説を、読者の立場として読んだ際に「こんなはずではなかった」という体験をしているというマッサンの話から始まる。それに対しセンセイは「作品というのは全て草稿だと思っている」と持論を述べる。真の作品の姿は棺を纏ってみないとわからないと語り、1つ1つの作品を論ってとやかく言うことの無意味さを語り、人間トータル、人生トータルを見て始めてそれぞれの作品の全体像が見えることを指摘。同じ表現でも歌唱のジャンルには独特な厳しさがあることをマッサンが語ると、どの仕事にもプロとして取り組む姿勢の困難さに話がおよぶ。現代の風潮でもあるプロになるのにまず学校に入るという発想について語り、表現者の後ろ姿をそれぞれが述べていく。